「消費期限」と「賞味期限」は次のように定義されています。

消費期限)
定められた方法により保存した場合において,腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなる恐れがないと認められる期限を示す年月日をいう。

賞味期限)
定められた方法により保存した場合において,期待される全ての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日をいう。ただし、当該期限を越えた場合であっても,これらの品質が保持されていることがあるものとする。

簡単に言えば、消費期限は「安全に食べられる期限」、賞味期限は「美味しく食べられる期限」となります。

賞味期限は国のガイドラインに沿って食品メーカーが決めます。科学的検査で「この食品は100日まで大丈夫」などと求めた「可食期間」に、1未満の安全係数を掛けて出します。

国は、品質にばらつきガ少ない加工食品については、安全係数0.8以上を推奨していますが、現実的にはより保守的な安全係数を掛けているメーカーが多いようです。

マルヤスでは、この安全係数に注目して品揃えに生かしています。

例えば本来の賞味期限が10ヶ月の品で安全係数0.65とした場合は、表示の賞味期限は6.5ヶ月とされるわけです。

元々の賞味期限に対して約150%(10÷6.5)の安全が担保されていると考えられます。

もちろんメーカーさんは万が一にも事故があってはいけないですし、こういったメーカーさんが日本の食の安全神話を支えてきたのも事実と思いますので、もちろん全く否定するつもりはありません。

しかしながらこれだけ食品ロス削減が叫ばれている中で、「安全」と「ムダ」のバランスを今一度見直す時期には来ている気がします。

マルヤスでは「150%の安全」と「100%の安全」の間に、食品ロス削減のチャンスがあると考え、積極的に食品買取をさせて頂いています。

「賞味期限切れだから食品在庫を廃棄するしかないか」、「大量返品で在庫処分したい」などとお考えの方はぜひお気軽に問い合わせフォームよりご相談をお願いいたします。